高市早苗首相は内閣改造で主要閣僚を続投させる一方、林芳正氏を総務相と閣僚の職から外した。与党・自民党の次期総裁選を前に、党内の勢力図を変える動きとなる。片山さつき財務・金融担当相は留任し、食品の消費税を引き下げ、給付を実施する消費税減税・給付法案の担当も続ける。政府は早ければ来月、臨時国会に法案を提出し、年末までの成立を目指す。投資家は、高市首相の拡張的な財政運営方針や債務の利払い費増加、日本の債券市場を注視している。高市首相は小泉進次郎防衛相、茂木敏充外相、木原稔官房長官も続投させ、自民党執行部の顔ぶれもおおむね維持した。高市氏の自民党総裁任期は2027年9月までで、次の総裁選は来秋に予定されている。