アップビットは9月17日午後6時(韓国時間)、日本円連動型ステーブルコインJPYCの取引を開始した。韓国の取引所が円連動ステーブルコインを上場するのは初めてとなる。ウォン市場では、ユーザーがウォンでJPYCを直接売買できるため、トークンを個人ウォレットに移し、日本で利用したり分散型金融(DeFi)アプリケーションで活用したりする経路が生まれる。JPYCは取引開始後、一時27.2ウォンまで上昇した。午前9時40分時点でアップビットが示していた世界基準価格は8.81ウォンで、午後6時20分時点では23ウォン台で取引されていた。韓国のウォン建て大手5取引所から海外プラットフォームに送られたステーブルコインは6月に計2兆7625億ウォンに上り、円連動トークンへの直接アクセスが国境を越えたデジタル資産の資金フローを拡大させる可能性を巡る規制上の懸念を浮き彫りにしている。JPYCの発行元であるJPYCは2025年10月に正式発行を開始し、同トークンは円に対して1対1の価値を維持するよう設計されているとしている。