ハンファ・システムズ(272210)は、UAE全土を網羅する統合防空網について、アラブ首長国連邦(UAE)の国営企業EDGEグループとタームシートを締結したと発表した。タームシートは9月15日にアブダビのEDGEグループ本社で署名され、9月17日に発表された。UAEの兵器調達計画の方向性とプロジェクトの段階的な進め方を定める一方、最終的な供給契約や合弁会社設立は決まっていない。両社は詳細な実施計画を策定し、UAEでの合弁会社設立や現地製造、事業運営、保守・修理・分解整備の能力について検討する方針である。ハンファが提案する多層型アーキテクチャーは、対ドローンシステム、短距離防空システム、チュンム多連装ロケットシステムを、中・長距離の地対空誘導兵器システムと接続する構想である。この取り組みは、ハンファがUAEに多機能レーダーなど「天弓II」の構成品を供給してきた実績を基盤とするもので、同社の役割が兵器供給企業から統合防空システムの設計・統合企業へ拡大する可能性がある。