米国による海上封鎖への対抗策としてイランが陸路貿易の拡大を計画するなか、国境での混乱が計画の足を引っ張っている。数百人のイラン人トラック運転手がイランとパキスタンの間で足止めされ、官僚的な手続きのハードルが高まるとともに、コストも上昇している。運転手の多くは、こうした問題の原因がイラン政府自身にあると指摘している。トルコ、トルクメニスタン、アフガニスタンとの陸上貿易でも同様の問題が起きており、イランに残された数少ない対外商業ルートのいくつかが制約を受けている。湾岸諸国の一部はホルムズ海峡への圧力を回避する方法を見いだしている一方、イランの取り組みは行き詰まり、貿易コストを押し上げている。