M31テクノロジー(6643.TW)は、MIPI CSIおよびMIPI DSIのコントローラー技術を対象に、ランバスとの提携を拡大したと発表した。今回の契約では、ランバスのコントローラーと、M31がシリコンで実証済みのMIPI PHYポートフォリオを組み合わせ、物理層の伝送機能から制御機能までを網羅する完全なサブシステムを提供できるようにする。M31の張元勲ゼネラルマネジャーによると、高解像度化するスマートフォン、自動車用ディスプレー、複数画面を備えたスマートコックピットが、MIPI統合ソリューションへの持続的な需要を生み出している。ワンストップ型の提供により、異なるベンダーの製品を統合する際に伴う検証・開発リスクを抑え、開発期間を短縮し、市場投入を加速する狙いである。M31は、関連する設計プロジェクトの平均契約総額が、従来のPHYのみのライセンスモデルを上回ると見込んでいる。需要は自動車のADASカメラやAIエッジデバイスにも広がっている。業界調査会社は、世界のインターフェースIP市場が2029年までに54億ドル、約1700億台湾ドルに達し、USB、PCIe、MIPIが主要な成長要因になると予測している。この戦略は、自動車、スマートフォン、AIエッジコンピューティング向けアプリケーションに注力するM31の方針を支える。