米10年国債利回りは一時5%を上回り、19年ぶりの高水準に達した後、約4.94%まで低下した。これを受け、ジェフリーズのグローバル株式戦略責任者クリストファー・ウッド氏は、同水準が世界株にとってレッドアラートだと指摘した。利回り上昇は、米国の財政状況の悪化、根強いインフレ、政府と企業の借り入れコスト上昇、原油市場のリスク、中央銀行による追加利上げ観測を反映した。米国債市場のリターンは歴史的に低調だったものの、高い利回りは新たな買い手を呼び込み、特に短期債ファンドへの資金流入が目立った。投資家は、軟調な原油価格、サウジアラビアによる東西パイプラインの流れ再開に向けた取り組み、トランプ大統領と湾岸諸国首脳の会談の可能性、そして米連邦準備制度による25ベーシスポイントの利上げを引き続き注視した。新しい報道では、この利上げは3年ぶりの利上げと説明されている。ウッド氏は金関連資産を選好し、既存のビットコイン保有者に対しては、通貨価値の希薄化へのヘッジとして、性急な売却を避けるよう助言した。