韓国・IEA、アジアのエネルギー安全保障強化へ「RISE ASIA」始動

  • 韓国とIEA、アジアのエネルギー安全保障強化に向け「RISE ASIA」を始動
  • ホルムズ海峡を通過する石油とLNGの約90%がアジア向け
  • 両者は2028年までに手順を策定し、2028年以降に本格実施へ

韓国の気候・エネルギー・環境省と国際エネルギー機関(IEA)は2026年9月17日、ソウルで覚書に署名し、「アジアのエネルギー安全保障のための強靭で統合的な戦略(RISE ASIA)」を立ち上げた。この取り組みでは、石油、液化天然ガス(LNG)、クリーンエネルギーのサプライチェーンを評価するとともに、電力網の信頼性を監視し、エネルギー面で脆弱なアジア諸国向けに危機対応策を共同で策定する。また、途上国の電化ロードマップを作成し、電力需要の増加に伴う電力網の強靭性向上を目指す。両者は2027年までに協力体制を固め、2028年までに手順を策定して優先プロジェクトを特定し、2028年以降に本格実施に移す方針である。IEAのファティ・ビロル事務局長は、カタールを巡る供給混乱や欧州のLNG需要増加、アジアの買い手との競争により、今冬は需給が一段と逼迫し、価格が上昇する可能性があると警告した。

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