英中銀、政策金利3.75%据え置き 国債売却を一時停止

  • 英中銀はMPCの6対3の投票で政策金利を3.75%に据え置いた。3人の委員は4%への引き上げを求めた。
  • 改定した量的引き締め計画の対象は国債4880億ポンドで、2034年までに保有額を年間平均460億ポンド削減し、年間200億ポンドの積極的な売却を含める。
  • 英中銀は国債入札を6カ月間停止した。バークレイズとJPモルガンは、2027年初めのインフレ率が4%を上回るとの予想を背景に、追加利上げを見込んでいる。

英イングランド銀行は9月17日、金融政策委員会(MPC)の6対3の投票で政策金利を3.75%に据え置いた。メーガン・グリーン氏、ヒュー・ピル氏、キャサリン・マン氏は25ベーシスポイント引き上げ、4%とすることを求めた。アンドリュー・ベイリー総裁は、エネルギーコストの上昇が英国の賃金や物価に大きく波及するには至っていないと述べた。一方、中東情勢に関連したボラティリティーが長期化すれば、インフレが定着する可能性があるとした。インフレ率は8月に3.1%に達した。金融機関が金融政策の引き締め観測を織り込んだことで、5年物住宅ローンの平均金利は5.87%に上昇し、2023年11月以来の高水準となった。英中銀は第3四半期の成長率見通しを0.1%から0.4%に引き上げ、インフレ率は2027年初めに4%をやや上回る可能性があると述べた。MPCは量的引き締めの枠組み改定を全会一致で承認した。2034年末までに国債4880億ポンドを平均で年間460億ポンドのペースで削減し、年間200億ポンドの積極的な売却を含める内容である。一方、銀行券発行に備えて超長期国債1200億ポンドを保有し、国債入札を6カ月間停止する。バークレイズとJPモルガンは2026年11月と2027年2月の利上げを予想する一方、ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーはより慎重なシナリオを維持した。LSEGのデータによると、市場が織り込む11月利上げの確率は63%だった。

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