ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バラCEOは高校生に熟練技能職を検討するよう促し、技術を駆使する実務職は一部のホワイトカラー職よりも人工知能(AI)の影響を受けにくい可能性がある一方、高収入も見込めると訴えている。バラ氏によると、ディーラーの整備士は年収8万~9万ドルを得られ、勤務時間によってはさらに高くなる可能性がある。米国では2030年までに熟練技能職の求人210万件が埋まらない事態に直面する可能性がある。また、データセンターの拡大に伴い、今後10年間で電気技師が30万人超必要になる可能性がある。GMは熟練技能職の訓練や、関連する製造、エンジニアリング、整備士職に2億ドル弱を投資しており、4月には米国の製造部門全体で約90人の見習いを受け入れた。需要は自動車業界にとどまらない。エヌビディアのジェンセン・フアンCEOとメタのマーク・ザッカーバーグCEOも、AIインフラの建設に必要な電気技師、配管工、建設作業員、鉄鋼労働者の需要が高まっていると指摘しており、メタは労働者訓練に1億1500万ドルを投じる方針を表明している。