ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)は、米国、欧州、カナダで実施した第1相試験の臨床データを検証した結果、Orum Therapeuticsの血液がん向け抗体薬物複合体(ADC)「ORM-6151」の開発を中止した。BMSは、急性骨髄性白血病(AML)および骨髄異形成症候群(MDS)の患者を対象に、候補薬を単剤療法として、またアザシチジンやベネトクラクスとの併用療法として評価していた。Orumは2023年、総額1億8000万ドルの資産売却契約に基づきORM-6151をBMSに譲渡した。この契約には1億ドルの前払い金と、8000万ドルの潜在的なマイルストーン支払いが含まれていた。開発中止によりマイルストーン支払いはなくなる見込みだが、Orumに前払い金の返還義務はない。契約はライセンス契約ではなく資産売却契約であるため、ORM-6151がOrumに戻ることもない。Orumの株価は9月18日午前9時15分、韓国取引所(KOSDAQ)で前営業日比29.96%安の3万7400韓国ウォンまで下落した。開発中止により、OrumのDACプラットフォームの臨床的な検証は遅れることになる。同社はORM-1153の試験準備を進め、社内パイプラインに注力している。