ElevenLabsは5億ドル超の資金調達ラウンドを進めており、EQTが運用する50億ユーロ規模のScaleup Europe Fundが資金を提供する方向で協議している。協議はまだ最終決定に至っていない。ロンドンとニューヨークで創業したAI音声企業のElevenLabsは2026年2月4日、セコイア・キャピタル主導の5億ドルのシリーズDを完了し、ポストマネー評価額は110億ドルとなった。2025年1月のシリーズC後の評価額33億ドルから上昇した。Andreessen HorowitzとICONIQが再び参加したほか、新規投資家としてLightspeed Venture PartnersとEvantic Capitalが加わった。ElevenLabsは2022年の創業以降、7億8100万ドルを調達しており、2025年末時点の年間経常収益(ARR)は3億3000万ドルを超え、2026年5月初旬までに5億ドルを上回った。顧客にはドイツテレコム、Revolut、Klarnaなどが含まれる。また、2026年9月10日にUniversal Music Groupと締結したライセンス契約が、AIを活用した音楽プラットフォームを支えている。同社はインド、日本、シンガポール、ブラジル、メキシコへの事業拡大も検討している。別途、約220億ドルの評価額での潜在的なセカンダリー売却も以前に協議されていた。新たな資金調達が完了すれば、累計調達額は12億ドルを超える。