MastercardはAlchemyと提携し、既存カードをバーチャルクレジットカード経由でAIエージェントに接続できる決済機能を開始した。利用者は支出上限を設定したり、購入先の小売業者を制限したり、取引完了前にエージェントへ承認を求めるかどうかを選択できる。Mastercardによると、発行銀行はカード保有者の意図と取引の詳細を組み合わせたエージェンティックトークンを生成する。これによりネットワークは、エージェントが承認された範囲内で行動しているかを検証できるという。このサービスは、Alchemyの「AgentCard」とMastercardの「Agent Pay」製品を基盤とする。両製品は、既存カードの特典、与信枠、各種メリットを維持しながら、エージェントに身元確認ツール、ステーブルコインのウォレット、一度だけ使えるトークン化されたMastercard認証情報を提供する。VisaもAlchemyと提携しているほか、Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレスはAIによる購入に向けたツールや標準を発表している。消費者の信頼、規制上の扱い、不正取引の責任の所在は、普及に向けた未解決の障壁として残っている。