Zcash開発基金、残高9500万ドル超で存続巡る議論激化

  • ハシーブ・クレシ氏は、規定が2028年に期限を迎える前に、Zcashの現行開発基金を最後の基金とする案を示した。
  • ZecStatsによると、基金は約9500万ドル相当の6万3962ZECを保有し、1ブロック当たり0.1875ZEC、NU6のブロック報酬の12%を積み立てている。
  • マット・ホアン氏はAIと量子技術によるセキュリティーリスクを背景に継続的な資金調達を擁護した一方、マキシム・デサール氏は基金の廃止を求め、ズーコ・ウィルコックス氏は助成金委員会の貢献を擁護した。

ZECの上昇でZcash開発基金の残高が約9500万ドルに達し、ネットワークが2026年11月5日に予定するNU7アップグレードに向けて準備を進めるなか、同基金の仕組みが焦点となっている。ドラゴンフライのマネージングパートナー、ハシーブ・クレシ氏は、現行基金の規定が2028年に期限を迎える際、これを最後の基金とする案を示した。基金の蓄積資金で残る作業を賄えるほか、残高が1億ドルに近づくにつれて政治化する可能性があると主張した。ZecStatsによると、基金は6万3962ZECを保有し、1ブロック当たり0.1875ZECを積み立てている。これはNU6でブロック報酬の12%に相当する一方、過去の説明では開発向け配分全体を20%としていた。パラダイムの共同創業者マット・ホアン氏は、AIを活用したサイバー攻撃能力の向上や量子技術の進展を背景に、インフレで賄う公共財への支援を擁護した。一方、マキシム・デサール氏は基金の廃止を求めた。論争はガバナンスにも及んでおり、クレシ氏はトークン保有者が選出する期限付き評議会を支持し、ホアン氏はトークン保有者による純粋な投票ではなく、ハイブリッド型を支持している。

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