エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、各業界・各国でAI需要が拡大していることを理由に、同社が来年販売するチップの数量は今年の2倍になるとの見通しを示した。エヌビディアはチップの総販売数量を開示していないが、フアン氏は2025年10月のGTC基調講演で、同社が4四半期にわたりブラックウェルGPUを600万基出荷したと述べた。また、2030年までのAIインフラ支出が3兆〜4兆ドルに達すると予測し、エヌビディアを「世界初かつ唯一の成長バリュー株」と表現した。発言は、フアン氏がチャールズ3世国王と出席したスコットランドのサミットで行われた。同氏とグーグル、ディープマインド、OpenAI、Anthropicの代表者はAIの安全性について協議し、フアン氏は安全でない製品については改善されるまで投入を見合わせるべきだと述べた。エヌビディアのコレット・クレス最高財務責任者(CFO)は、2028年1月期の売上高が約70%増加すると予測している。一方、フアン氏は旧型H100 GPUのレンタル価格上昇が、エヌビディアの計算能力には持続性があり、資金調達も可能だとの見方を裏付けると述べた。