タミー・ボールドウィン上院議員(民主党、ウィスコンシン州)とリック・スコット上院議員(共和党、フロリダ州)は、AmazonとWalmartのAIショッピングアシスタントが消費者を米国製品から遠ざけ、不正の可能性がある「米国製」表示にも対応していないとの疑惑を巡り、米連邦取引委員会(FTC)に調査を要請した。両議員によると、Amazonの「Alexa for Shopping」とWalmartの「Sparky AI」は原産国情報の提供にばらつきがあり、両社は疑わしい表示を特定できるものの、その機能を一貫して活用していないと結論付けた研究を引用した。Amazonは原産地情報を意図的に隠しているとの主張を否定し、Alexaはそうした情報を求める顧客を商品ページに案内していると説明した。Walmartは直ちにコメントせず、FTCもコメントを控えた。今回の要請は、昨年にFTCが第三者販売業者の原産地表示を巡って警告書を送付したことや、同委員会がAmazonを相手取って反トラスト訴訟を進めていることを背景に、両社のマーケットプレイスに対する監視を強めるものとなる。Amazon株は木曜午後に約2.2%上昇した一方、Walmart株は1%近く下落した。