米国債利回り5%台、FRBの追加利上げ観測で株式・ペソに売り

  • 米連邦準備制度は全会一致で政策金利の誘導目標レンジを25ベーシスポイント引き上げて3.75%-4%とし、追加利上げの可能性を示した。
  • 米10年国債利回りは5.04%まで上昇し、その後再び5%を上回った一方、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均はそれぞれ0.3%下落した。
  • FRB当局者18人のうち16人が少なくとも1回の追加利上げを見込み、市場では10月より12月の利上げの確率が高く織り込まれた。

米10年国債利回りは5.04%まで上昇した後、4.95%に低下し、その後、米連邦準備制度が政策金利であるフェデラルファンド金利の誘導目標レンジを25ベーシスポイント引き上げて3.75%-4%とし、追加利上げを引き続き検討する姿勢を示したことを受け、再び5%を上回った。米国株は下落し、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均はそれぞれ0.3%安、ナスダック100は小幅に前日終値を下回った。銀行、資産運用会社、巨額の債務を抱えるAIインフラ企業も下落した。FOMCの投票権を持つ12人全員が9月16日の決定を支持し、当局者18人のうち16人は年末までに少なくとも1回の追加利上げを見込んだ。市場が織り込む確率では、10月の利上げより12月の利上げが優勢だった。ゴールドマン・サックスは10月の利上げを予想し、バンク・オブ・アメリカは10月と12月の両方での利上げを予測した。メキシコペソは、金利差の縮小がドルを支えたことで、9月11日の1ドル=16.98ペソから17.2ペソ近辺へ下落した。一方、メキシコ銀行(Banxico)は政策金利を6.50%に据え置いた。利回りの上昇により借り入れコストが増加し、ビットコインなど利回りを生まない資産を保有する機会費用も高まった。

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