米国人牧師・著述家のコスティ・ヒン氏は、2003年ごろに叔父のベニー・ヒン氏の個人秘書を務めた。国際的なテレビ伝道団体の内部での経験から、信仰や献金が富や癒やしにつながると説く「繁栄の福音」を否定するに至ったという。ヒン氏は癒やし集会で、倒れた人を受け止める役を担ったと説明し、実際に癒やされた人はいなかったとの結論に至ったとしている。また、プライベートジェットやぜいたくな生活、演出された癒やしの場、資金集めの手法についても語った。ベニー・ヒン・ミニストリーズは、ヒン氏の担当は物流業務であり、癒やしの集会や資金集め、方針について意味のある情報を得られる立場ではなかったと反論している。さらに、組織を批判することで職業上・金銭上の利益を得ていると主張した。同ミニストリーズは最盛期に年間9000万ドル超の収入を得ており、2004年には米内国歳入庁(IRS)の税務調査を受けたほか、上院の調査で大幅な改革に至り、2017年には連邦捜査官による捜索も受けた。ベニー・ヒン氏は犯罪で起訴されておらず、捜索の結果として公表された起訴や執行措置もない。