米ウォール街大手銀、72%増の第2四半期後にトレーディング減速を示唆

  • ウォール街大手銀は、記録的な第2四半期利益を受け、トレーディングの成長鈍化を示唆した。
  • 4大銀行の株式部門収入は第2四半期、前年同期比72%増の193億ドルとなった。
  • 第3四半期の見通しは、バンク・オブ・アメリカの収入横ばいからJPモルガンの十数%成長まで幅があり、業績発表は来月に予定されている。

ウォール街大手銀の幹部らは、記録的な第2四半期利益の原動力となったトレーディング好況が勢いを失いつつあるとの見方を示した。バンク・オブ・アメリカのブライアン・モイニハンCEOは、第3四半期のセールス・トレーディング収入が前年同期比で横ばいになると予想した。一方、JPモルガンの共同社長ダグ・ペトノ氏は、季節要因による前四半期比減少を見込むものの、前年同期比では十数%の伸びをなお予想している。シティグループは1桁台半ばの成長を予想し、ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモンCEOは株式部門の好調を見込む一方、FICC収入はやや軟化すると予想している。JPモルガン、ゴールドマン・サックス、シティグループ、バンク・オブ・アメリカの4行を合わせた株式部門収入は第2四半期、AI関連株への需要や投機的なアジア半導体取引、スペースXの大型IPOに押し上げられ、前年同期比72%増の193億ドルとなった。幹部らは、プライムブローカレッジとストラクチャード・ファイナンスに対する中長期的な需要は引き続き強いと述べた。第3四半期の業績は、各行の見通しを試すことになる。

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