マレーシアの8月の年間インフレ率は1.9%となり、7月の4カ月ぶりの低水準から上昇した。市場予想の1.8%を上回ったものの、マレーシア中央銀行の目標レンジである1.5~2.5%の範囲内にとどまった。消費者物価指数(CPI)構成品目の29.8%を占める最大項目の食品・飲料は前年同月比1.9%上昇し、2025年9月以来の高い伸びとなった。食品、住宅、輸送、医療、外食・宿泊サービスなど複数のカテゴリーで価格上昇が加速した。輸送価格の上昇率は1.4%から2.0%に、住宅は1.8%から2.1%に、その他の商品・サービスは2.9%から3.2%にそれぞれ拡大した。コアインフレ率は1.7%に鈍化し、2024年12月以来の低水準となった。一方、消費者物価は7月に横ばいとなった後、前月比0.3%上昇した。