国王が議長を務めるマレーシアの恩赦委員会は、ナジブ・ラザク元首相が残る刑期を2028年8月23日まで自宅軟禁で服役する申請を承認した。政府は約2年間を対象とする措置だと説明している。条件付きの決定により、ナジブ氏には5000万リンギット(約1200万ドル)の罰金支払いが求められる。2009年から2018年まで首相を務めたナジブ氏は、在任中に共同設立した政府系投資ファンド、1Malaysia Development Berhad(1MDB)の資金流用に関連し、権力乱用と汚職の罪で2020年に有罪判決を受けた。ナジブ氏は不正行為を否定し、自分は身代わりにされたと主張している。このスキャンダルにはスイス、キュラソー、米国など複数の国・地域が関与した。