インド株センセックス、原油安が支えもIPOラッシュで上値限定

  • インド株センセックスは、原油安が中東情勢の緊張やIPO関連の流動性圧力を相殺し、約0.2%上昇した。
  • ブレント原油は0.7%安の1バレル当たり約104.10ドルとなったが、100ドルを上回り、インドのインフレ懸念が続いている。
  • インド国立証券取引所の約23億ドル規模のIPOに注目が集まるなか、ニフティとセンセックスは6週連続の週間下落に向かっていた。

インドのBSEセンセックスは金曜日、前日の方向感に乏しい取引を経て、約0.2%高の7万4435で引けた。原油価格の下落が支えとなった一方、中東情勢の緊張や新規株式公開(IPO)の活発化が上値を抑えた。ブレント原油は0.7%安の1バレル当たり約104.10ドルとなったものの、100ドルを上回る水準を維持し、主要な原油輸入国であるインドにとって、インフレや企業利益率、経常収支へのリスクが続いている。インド国立証券取引所による約23億ドル規模のIPOが大きな焦点となり、見込まれる海外資金の流入はルピーを支える可能性がある一方、複数のIPOが流通市場から流動性を奪った。タタ・グループ株も下落した。タタ・サンズがN・チャンドラセカラン氏を会長に再任し、株式上場を検討すると表明したほか、株主のシャプールジ・パロンジ・グループから保有株の一部売却を求める提案を受けたためである。ニフティとセンセックスは週間ベースでそれぞれ0.5%安、0.6%安となり、6週連続の下落に向かっていた。海外機関投資家は7営業日連続で株式を売り越した一方、国内機関投資家の買いが一部支えとなった。テクノロジー株は下落したが、ローダ、ヤーサース、ネットウェブ、サイーマSGSは上昇した。

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