人民元は9月18日、対ドルで6.70を下回った。中国人民銀行は基準値を6.7521に設定し、前日比59ベーシスポイントの元高となった。基準値の元高方向への調整は8営業日連続である。オフショア人民元は6.6930まで上昇し、4年超ぶりの高値を付けた。オンショア人民元は午後12時22分ごろ、6.6975で取引された。米連邦準備制度が利上げ局面に入る一方、米ドル指数が7週間ぶりの高水準近辺にとどまる中での動きであり、人民元の上昇基調がドル安だけで進んだわけではないことを示唆している。アナリストは、中国人民銀行が元高を支援しつつ、上昇ペースは管理しているようだと指摘した。人民元の上昇は、中国の習近平国家主席とトランプ大統領が9月24日に会談するとの見通しを受けても注目を集めている。市場参加者は、当局の基準値設定が引き続き元高方向で推移するか、オンショア人民元が6.70を上回る水準を維持できるか、さらに首脳会談で貿易・経済関係の進展が見られるかを注視する。