XRPL 3.4.0、融資機能と修正追加 バリデータが有効化判断

  • XRP Ledgerの開発者は、修正案や性能改善、プロトコル修正を盛り込んだxrpld 3.4.0をリリースした。
  • バージョン3.4.0では、サーバーが直近の取引履歴に欠落を検知するとオンライン削除を一時停止する。
  • XRPLでは、修正案の有効化に2週間連続で80%超のバリデータ支持が必要となる。

XRP Ledgerの開発者は9月16日、xrpld 3.4.0をリリースし、LendingProtocolV1_1とfixCleanup3_4_0を導入するとともに、サーバー運用者にアップグレードを促した。今回のリリースでは、サーバーが直近の取引履歴に欠落を検知した場合にオンライン削除を一時停止する性能改善を追加したほか、マルチパーパス・トークンの検証を最適化し、サイズ超過メッセージ、形式が不正なピアデータ、リソースを大量消費するデータベース操作への保護機能を盛り込んだ。LendingProtocolV1_1は、申込、投資、償還の各期間を定めたクローズドエンド型ボールトと、借り手が支払いを行った時点で利息を認識する現金主義会計を提案する。基盤となる融資機能のXLS-65とXLS-66は、なお有効化の基準を下回っている。XRPLでは、修正案が有効化されるには、信頼されるバリデータから80%超の支持を2週間連続で得る必要があるため、ソフトウエアをインストールしただけでは、いずれの修正案もメインネットで有効化されない。今回のリリースには、ボールト、AMM(自動マーケットメーカー)、マルチパーパス・トークン、NFT、エスクロー、署名、認証情報、許可型取引に関する修正も含まれる。依存関係とテスト基盤を刷新し、Linuxパッケージの配布先をXRPL Foundationのインフラに移行した。

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