英国の8月の小売売上高は前月比0.5%増加し、0.5%減だった7月から反転した。減少を見込んでいた市場予想も上回った。既存の報道では予想は0.1%減とされていたが、最新の報道では0.2%減が見込まれていた。百貨店が在庫不足の問題を解消したことで、非食品の売上高が押し上げられた。オンライン小売業者も、6月の販促によって需要が前倒しされた影響から一部回復した。食品店も8月までの3カ月間は好調だった一方、燃料価格の上昇で給油習慣が変化し、燃料販売は減少した。 投資家が小売売上高と各中央銀行の決定を見極めるなか、ポンドは金曜日に1ポンド=1.337ドル近辺で小動きとなり、7月下旬以来の安値に近い水準で推移した。英国の10年物国債利回りは、前営業日に10ベーシスポイント超低下した後、金曜日には5.25%へ上昇した。英中銀は政策金利を据え置き、量的引き締め策の一環として超長期国債の売却を停止すると表明した。一方、長期化する中東紛争によって金融引き締めが必要になる可能性があると警告した。米連邦準備制度と日本銀行は週中に利上げし、年内に追加利上げを行う余地を示した。サウジアラビアの供給途絶への懸念が和らぎ、ブレント原油は下落した。