天然ポリマーを手がけるフランスのLactipsと、米国の包装材開発企業SmartSolveは、プラスチック包装からの移行を加速する世界規模の戦略的提携を発表した。両社は2024年に協業を開始し、2年足らずでPureNil 0を開発段階から商業規模の生産へ移行させた。100%プラスチック不使用で、水中で分散し、印刷可能かつ柔軟な包装基材であるPureNil 0は、食品への直接接触が認可されており、マイクロプラスチック残留物を残さず水中で速やかに分散する。美容、パーソナルケア、食品、飲料の各分野の顧客がこの素材を利用している。今回の提携は、バイオ由来でプラスチックを使わない包装の次世代製品にも及ぶ。SmartSolveの共同創業者兼CEOであるジョナサン・ヤクボウスキー氏は、今回の合意によって研究開発(R&D)での協業が長期的な戦略的提携に発展したと述べた。一方、LactipsのCEO、アレクシス・フォン・チャマー氏は、独占契約が同社の国際展開と、天然素材を使ったゼロウェイスト包装ソリューションの幅広い普及を後押しすると述べた。Lactipsは、フレデリック・プロチャズカ氏が主導した研究を基に2014年に設立され、2022年に最初の生産拠点を開設した。現在の従業員数は40人である。アル・カペルナ氏とジョナサン・ヤクボウスキー氏が2016年に共同創業したSmartSolveは、オハイオ州ボウリンググリーンにある5万5000平方フィートの本社から、認証済みのバイオ由来で水溶性の包装材を開発している。