PartiorとLSEGの「DiSH」は、DiSHのオムニバス信託口座とPartiorの多通貨清算・決済ネットワークを組み合わせた、24時間365日の国際決済体制を開発している。提案されている「Multi-Settlement Bank」ソリューションは、従来の営業時間外でも決済銀行間で流動性を移動できるようにし、銀行がノストロ口座やボストロ口座に事前に資金を置く必要性や、国際送金の締め切り時間への依存を抑えることを目指す。両社は銀行と連携のテストを進めており、2027年第1四半期の本番稼働と、参加行の段階的な拡大を目標としている。Partiorは2021年、JPモルガン、DBS銀行、テマセクが共同で設立した。銀行間決済では、トークン化預金などの仕組みを活用している。JPモルガン、ドイツ銀行、スタンダードチャータードはこの取り組みへの支持を表明した。一方、国際決済銀行(BIS)は別途、「プロジェクト・アゴラ」を通じてトークン化されたクロスボーダーのホールセール決済をテストしている。