トルコ政府系ファンド、投資ファンド危機で株式市場に介入

  • 投資ファンドが償還に応じられず市場が急落したことを受け、TVFは大型優良株を買い入れた。
  • BIST100種指数は2~3営業日で約8%~10%下落した。
  • SPKは約35万人の投資家に影響する130~131ファンドの清算を命じた。

トルコ政府系ファンドは9月17日、複数のポートフォリオ運用会社が償還に応じられず、強制的な売却が発生したことを受け、株式市場に介入した。2~3営業日でBIST100種指数が約8%~10%下落する事態となった。Türkiye Varlık Fonu(TVF)は、国営のジラート・ポートフォイが運用する上場投資ビークルを通じ、ボルサ・イスタンブール30種指数の構成銘柄を中心に大型優良株を買い入れた。資本市場委員会(SPK)は、7社が運用するファンドの取引を停止し、約35万人の投資家と183億ドル超、または約8900億TLの資産に影響する130~131ファンドの清算を命じた。ファンドは流動性の低い銘柄にポジションを集中させており、償還請求に応じるには株価下落をさらに加速させる売却を余儀なくされていた。イスバンクとジラート銀行が清算を監督し、延長の可能性を前提に3カ月以内に proceedsを分配する役割を担うことになった。中央銀行はレポ資金を3000億TLに拡大し、銀行間借り入れ枠も引き上げた。一方、メフメト・シムシェキ財務相は、混乱は一時的かつ局地的なものだと説明した。規制当局は、一部ファンドに関連する相場操縦の疑いと、ねずみ講に類似した行為の可能性についても捜査を進めた。

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