ガス田開発案件、上期に320億ドル 中東情勢緊迫でLNG供給逼迫

  • 米国とイランの衝突により中東のパイプラインや航路が混乱し、LNG供給が逼迫している。
  • 今年上半期、世界のガス田開発案件は320億ドルに達した。
  • ソリダイム、サムスン電子、済州航空でも大規模な投資・企業構造の動きが進んでいる。

米国とイランの軍事衝突により、中東の主要なパイプライン運営や海上航行が混乱し、世界の液化天然ガス(LNG)供給が逼迫している。欧州連合(EU)のガス貯蔵率は過去最低の65%にとどまり、冬場を前にした積極的なスポット購入がアジアの買い手との競争を激化させる可能性がある。今年上半期の世界のガス田開発案件は320億ドルに達した。SKイノベーションE&Sがオーストラリアのバローサ・プロジェクトで保有する37.5%の権益は、年間130万トンのLNG供給をもたらす。韓国の輸入に占めるオーストラリア産の割合は1月から7月までで28.4%だった。今回のブリーフィングではこのほか、人工知能(AI)データセンターの需要拡大を受けたソリダイムによる米国初のNAND量産ライン計画の見直し、スタンフォード大学の研究者フアン・カルロス・ニエブレス氏を北米AI研究拠点の責任者に起用し、フィジカルAIへ軸足を移すサムスン電子、AKホールディングスが所有する本社ビルについて40年6カ月分の賃料を前払いする済州航空の計画も取り上げている。

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