米製造業生産は8月に0.3%減少し、7カ月連続の増加が途切れ、エコノミスト予想の0.3%増を下回った。7月は0.2%増だった。8月は耐久財生産が0.5%減少し、自動車・部品が1.2%減、コンピューター・周辺機器が1.4%減となったことが減少の主因である。製造業生産は前年同月比ではなお0.9%増加した。半導体・関連電子部品は前月比で0.1%減少したものの、前年同月比では12.4%増加した。鉱工業生産全体は7月の0.2%増から横ばいとなった。公益事業が1.8%増、マイニングが0.1%増となり、工場部門の低迷を相殺した。エコノミストによると、原油価格の上昇、米国債利回りの上昇、米連邦準備制度による政策金利の25ベーシスポイント引き上げと3.75~4.00%の誘導目標レンジは製造業を抑制する可能性がある。一方、AIインフラへの支出、国防費の増加の可能性、在庫の積み増しは引き続き支援材料となる。設備稼働率は76.3%で横ばいとなり、製造業の操業率は75.7%に低下した。いずれも長期平均を下回っている。