EUのMiCA登録銀行、3カ月で約80行に倍増

  • EUの銀行によるMiCA登録は9月16日までに倍増し、約80行となった。
  • 登録簿には約80行の銀行と269社の銀行以外の事業者を含む349社が掲載された。
  • ドイツではドイツ銀行や複数の地域金融機関など、商業銀行と協同組合系金融機関が新たに加わった。

欧州証券市場監督局のデータを分析した結果、EUの暗号資産市場規制(MiCA)登録簿に掲載された銀行数は、6月26日から9月16日までの間に倍増し、約80行となった。登録された暗号資産サービス提供者の総数は243から349に増え、銀行の割合は約17%から23%近くに上昇した。銀行以外の事業者は約203から269に増えたものの、銀行の登録増加ペースが速かったため、登録簿に占める割合は77%に低下した。新たに登録された銀行の多くはドイツの金融機関で、フォルクスバンク、ライファイゼンバンク、VRバンクなどの金融機関やドイツ銀行が含まれる。MiCA第60条に基づき、EU域内の信用機関はサービス開始の少なくとも40営業日前に本国の規制当局へ届け出ることで市場に参入できる。一方、暗号資産ネイティブ企業は第62条に基づき、暗号資産サービス提供者(CASP)の認可を申請しなければならない。登録簿には、カストディ、送金、取引プラットフォーム、ポートフォリオ管理など、異なる許可を持つ事業者が含まれる。MiCAのパスポーティング制度により、認可を受けた事業者はEU全域で顧客にサービスを提供できる。一方、米国では連邦と州の規制がより分断された構造となっている。

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