サウジ、ドローン攻撃で「ペトロライン」停止 ブレント110ドル

  • ドローン攻撃でポンプ場が損傷したことを受け、サウジアラビアが「ペトロライン」を停止。
  • ブレント原油は1バレル=100ドルを上回り、110ドルに達した。
  • サウジアラムコは数日以内の一部復旧と、5〜8週間以内の完全修復を見込む。

サウジアラビアは2026年9月11日、前日にドローン攻撃で経路沿いのポンプ場が損傷したことを受け、主要な原油輸出迂回ルートである「ペトロライン」を停止した。東西パイプラインは東部油田のアブカイクから紅海沿岸のヤンブーまで、およそ日量400万〜500万バレルを輸送しており、世界の原油供給量の約4〜5%に相当する。ブレント原油は1バレル=100ドルを上回って急騰し、110ドルに達した後、落ち着きを取り戻した。全長1200キロのパイプラインは、世界の原油輸送量の約5分の1が通過するホルムズ海峡を回避できる。2026年2月に米国・イスラエルとイランの戦争が始まって以降、その利点は一段と重要になっている。サウジアラムコは、直近の輸送量のおよそ半分を数日以内に復旧できると見込んでいる一方、完全な修復には5〜8週間かかる可能性がある。ヤンブーには約1500万バレルの貯蔵能力があり、現在の採油ペースでおよそ5〜7日分の輸出を支えられるため、原油市場では修復に要する期間が最大の焦点となる。

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