日銀1.25%利上げ後に円安、政府・日銀がレートチェック

  • 日銀が政策金利を1.25%へ引き上げたにもかかわらず円安が進んだ後、日本政府と日銀はレートチェックを実施した。
  • 円は約1時間で1円超上昇し、1ドル=157円台後半から156円台半ばへと動いた。
  • エコノミストは追加利上げを見込んでいるが、インフレや原油価格、成長を巡るリスクを背景に、最終的な政策金利を1.5%から2%と予想している。

日本銀行は政策金利をおよそ1.0%から1.25%へ引き上げた。31年ぶりの高水準で、短期金利としては1995年以来の高水準となったが、政策委員2人が決定に反対したことを受け、円は1ドル=158円に向けて下落した。その後、日本政府当局者と日銀はレートチェックを実施した。これは為替水準を確認するための照会で、円買い介入に向けた準備と受け止められており、円は1時間ほどで1ドル=157円台後半から156円台半ばへ、1円超上昇した。エコノミストは四半期ごとの追加利上げを予想しており、最終的な政策金利の水準については1.5%から2%との見方が出ている。一方、日銀は低調な経済活動、円安、原油価格上昇、財政懸念、さらに8月のコアインフレ率が1.7%と、2%の目標を8カ月連続で下回ったことを考慮している。今回の利上げは、日本企業が値上げを始めた時期とも重なり、企業行動の変化を示している。

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