ニューヨーク証券取引所(NYSE)は、親会社インターコンチネンタル取引所(ICE)がトークン化した米国株式や上場投資信託(ETF)の取引・決済プラットフォームを開発する中、アバランチの技術を約12カ月にわたり評価してきた。Ava Labsのチャーリー・クーパー社長によると、評価ではアバランチとNYSEの既存インフラとの技術的な適合性に加え、Ava Labsの事業戦略や大規模取引所の要件に対する理解も検証対象となった。ICEの戦略イニシアチブ責任者、マイケル・ブラウグルンド氏は、アバランチが多数の評価基準を満たしたと述べたが、ICEもNYSEも同ネットワークの採用を確認していない。構想中のプラットフォームは、NYSEのマッチングエンジン「Pillar」とブロックチェーン基盤の取引後インフラを組み合わせ、決済とカストディで複数のネットワークに対応するほか、規制当局の承認が必要となる。ICEは8月、tZEROを設計パートナーに指定しており、取引所グループは引き続きブロックチェーン事業者を評価している。クーパー氏は、トークン化証券について平日に24時間取引を行う可能性にも言及し、木曜日に発表された米証券取引委員会(SEC)のイノベーション向け免除にも触れた。