パートナーズ・グループ、8億ユーロのプライベートクレジット継続ビークル検討

  • パートナーズ・グループは、旧ファンドのプライベートクレジット融資を対象とする継続ビークルを検討している。
  • 融資8億ユーロ(9億1700万ドル)を新たな仕組みに移す可能性がある。
  • 投資家はビークルにコミットメントを継続するか、セカンダリー取引で退出できる。

1860億ドルを運用するスイスの資産運用会社パートナーズ・グループは、旧ファンドが保有する約8億ユーロ(9億1700万ドル)のプライベートクレジット融資を、新たな継続ビークルに移す計画を検討している。対象となる融資は、同社の2018年および2020年の「プライベート・マーケッツ・クレジット・ストラテジーズ」ファンドと、複数の「マルチアセット・クレジット」ファンドから出る。投資家は新ビークルにコミットメントを継続するか、セカンダリー取引を通じて退出するかを選べる。今回の提案は、プライベートクレジットのセカンダリー取引が拡大する中で浮上した。2026年上期の取引量は200億ドルを超え、2025年同期の2倍以上となった。一方、2026年ビンテージの継続ビークルでは、プライベートデットが17%を占めた。パートナーズ・グループのプライベートクレジット資産は2026年6月30日時点で405億ドルに達しており、今回提案されている移管額はポートフォリオの約2%に相当する。同社は2026年8月、アジアの機関投資家との間で、10億ドル規模のエバーグリーン型プライベートクレジット運用契約も成立させた。運用会社が売却側のファンドと継続ビークルの双方を管理するため、価格の透明性と独立した評価が重要な安全策となる。

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