アルゼンチンの仮想通貨アプリLemonは、ブラジル中央銀行が定める暗号資産事業者のライセンス取得に必要な資本要件が、現地事業の規模に比べて過大だとして、ブラジルでの全事業を停止する。ブラジルレアルの新規入金はすでに停止しており、Lemon Cardの処理は2026年9月30日に終了、口座は10月16日に閉鎖する。約1万5000人のユーザーには出金支援を行う。撤退は、2026年2月2日に発効したブラジルのPSAV制度に続くもので、10月30日には第1段階のライセンス申請期限を迎え、無認可業者への規制も強化される。Lemonは資本をアルゼンチン、ペルー、コロンビアに振り向ける方針を示した。一方、他の市場動向からは、ブラジルが資本力のある大手企業には引き続き開かれていることがうかがえる。