旧称Lyra Financeの自己管理型オンチェーン・デリバティブプラットフォームDeriveは、自社ガバナンストークンのDRVと$Fを対象とする無期限先物を上場した。いずれもレバレッジは最大5倍に制限されている。今回の展開は、機能と処理能力の向上を目的とするV3への移行を9月14日に発表したことに続くものだ。Deriveは2021年にLyra Financeとして始動し、組織再編とブランド変更を経て、2025年1月にDRVトークンを導入した。同プラットフォームはオプション、無期限契約、現物取引を提供し、累計で数十億ドル規模の取引量を処理してきたほか、オンチェーン・オプション市場の大半のシェアを握っている。既存の無期限契約では複数の資産で最大15倍のレバレッジに対応している。$DRVトークンの最大供給量は15億トークンで、プロトコル手数料の35%が毎週のDRV買い戻しに充てられる。$Fの上場は、フォード・モーターの株価を追跡するものとみられ、Deriveの取り扱いを仮想通貨ネイティブ資産以外にも広げる動きとなる。DeriveはFXRPを含む担保の種類も追加しており、機関投資家によるアクセス拡大を模索するとともに、DRV保有者がトークンをステーキングして報酬や取引手数料の割引を受けられるようにしている。