米連邦準備制度は9月16日、全会一致で25ベーシスポイントの利上げを決め、政策金利の誘導目標を3.75~4%に引き上げた。これを受け、10月の追加利上げ観測が強まり、CME、ポリマーケット、カルシはその確率をおおむね54~57.6%と見込んでいる。米連邦準備制度の予測は年内にあと1回の利上げを示している。ゴールドマン・サックスは次回会合でさらに25ベーシスポイントの利上げを予想し、バンク・オブ・アメリカは3回の利上げを見込む。米国債利回りと原油価格の上昇でドル高が進み、ウォンには下押し圧力がかかっている。一方、シティ・リサーチは、金融環境の引き締まりが住宅市場や債務への依存度が高い製造業、雇用に影響を及ぼす可能性があると警告している。株式投資家はまた、中東情勢の緊張、米国債利回り、半導体規制、人工知能の開発ペースを落とすべきだとの主張を注視している。S&P500種株価指数は2026年に11%超上昇しているものの、8月中旬につけた過去最高値を約2%下回っている。指数に占めるテクノロジー株の比率は38%で、AI投資は、市場や信用環境が急激に悪化しない限り、引き続き重要な支援材料となっている。