トルコ当局、130投資ファンドに清算命令 総額183億ドル

  • トルコ当局は投資詐欺の疑いがある事件の捜査で、金融幹部を拘束し、容疑者239人のうち191人を逮捕した。
  • SPKは総額約183億ドルの約130のファンドについて清算を命じ、当局は約15億トルコリラ相当の資産を押収した。
  • 疑惑の事件では、トルコ企業やオンライン広告を通じてFXと仮想通貨への投資を募った後、出金を停止し、追加の支払いを要求したとされる。

トルコの金融セクターは、ポンジ型および国際的な投資詐欺の疑いがある事件の捜査を当局が進めるなか、ここ数年で最悪の週を迎えた。当局は9月19日、テラ・ホールディングのエムレ・テズメン会長と複数の取締役を拘束したほか、プスラ・ホールディングのセルダル・トゥルハン会長に逮捕状を出した。また、イスラエル人が支配していたとされるイスタンブールを拠点としたネットワークを巡り、容疑者239人のうち191人を逮捕した。資本市場委員会(SPK)は、総額約183億ドルの約130の投資ファンドについて清算を命じた。一方、対象となった金融会社と関係する51人には、渡航禁止と資産凍結が科された。疑惑のネットワークは、トルコに拠点を置くサービス、コンサルティング、観光会社やソーシャルメディア、オンライン広告を使ってFXと仮想通貨への投資を募り、その後、出金を停止して追加の支払いを要求したとされる。当局によると、損失は30億ドルを超え、約15億トルコリラ相当の資産を押収した。投資家のパニックや大量解約、流動性不足を受け、テラの2つのファンドでは約75億ドル相当の解約に応じられない状態に陥ったと報じられた。BIST100種指数は6~8%下落し、ボルサ・イスタンブールでは一時取引停止に至った。

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