米連邦準備制度は2026年9月15~16日の会合で、政策金利を25ベーシスポイント引き上げ、フェデラルファンド金利の誘導目標を3.75~4.00%とした。採決は12対0の全会一致であった。利上げは2023年7月以来初めてで、ケビン・ウォーシュ議長の下では初の利上げとなる。ウォーシュ議長は、インフレが目標を大幅に上回る水準にあると述べた。ミネアポリス連銀のニール・カシュカリ総裁は、イラン戦争に関連する原油ショックを起点とした物価上昇圧力がサービス分野や経済全体に波及したと指摘した。今回の利上げを受け、2年物米国債利回りは約4.75%に上昇。一方、市場ではその後1年間に約0.8ポイントの追加利上げが織り込まれた。インフレが鈍化するか、米連邦準備制度の利上げ幅が予想を下回る場合、投資家の一部は短期国債を魅力的とみている。ただし、エネルギー価格や力強い成長、金利が5%を超えて上昇する可能性がリスクとして挙げられる。