サウジ原油輸出、9月に日量400万バレル超へ回復 パイプライン再開見通しに隔たり

  • フーシ派の攻撃でヤンブー近郊の東西パイプラインが混乱したことを受け、サウジアラビアは原油輸出を振り替えた。
  • 業界レポートは、パイプラインの停止が長期化すれば世界の原油供給の最大4%が失われる可能性があると指摘した。
  • 予測市場では、9月30日までのパイプライン再開の確率が31.5%と見積もられ、34%から低下した。

サウジアラビアの原油輸出は、フーシ派の攻撃で東西パイプラインからヤンブーへの輸送が混乱したことを受け、8月の日量240万バレルから9月には日量400万バレル超へ回復した。サウジアラムコは原油輸送をホルムズ海峡経由に振り替え、オマーンのソハール港沖で船舶間の積み替えを行い、アジアの製油業者向けに追加出荷も提案した。ただ、こうした変更によりコストが増加し、戦略的な海上輸送路への依存も強まった。業界レポートは、パイプラインの停止が長期化すれば世界の原油供給の最大4%が失われる可能性があると指摘した。予測市場では、9月30日までに輸送が再開する確率は31.5%と見積もられ、前日の34%から低下した。一方、価格は11月1日までに操業が再開する確率を76.5%と示唆した。新たなレポートは8月の輸出を数十年ぶりの低水準と表現したが、これに先立つ報道では、日量240万バレルという水準を2013年以来の最低水準と指摘していた。

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