ABB、「Infinitus」発表 ブルームは800V DCで36億ドル節約試算

  • ABBが「Infinitus」を発表する一方、ブルーム・エナジーはAIデータセンター向けに競合する800V DC方式を推進している。
  • ブルームは、1GW規模の施設でコンピューティング以外の設備投資を36億ドル削減できると試算。一方、ABBはDC配電で5%超の効率改善を見込む。
  • ABBはInfinitusを全面的に採用したDCネイティブ施設が2~3年以内に実現すると見込み、エヌビディアは2027年から800V DCラック規格を導入する計画である。

ABBは、AIデータセンター向けの統合型直流(DC)ポートフォリオ「Infinitus」を発表した。ブルーム・エナジーは、オンサイトの固体酸化物形燃料電池を利用する800V DCネイティブのアーキテクチャを推進している。両方式は、AIラックの需要が高まるなか、従来の交流(AC)システムで生じる変換損失やインフラの設置面積、消費電力の削減を目指す。ABBは、2030年に新設データセンター容量の25%~40%をDC配電が担う可能性があるとみている。一方、ブルームは、1GW規模の施設でコンピューティング以外の設備投資を36億ドル(27%)削減し、5年間の総保有コストを55億ドル節約できると試算している。ABBは、Infinitusを全面的に採用したDCネイティブ施設が2~3年以内に初めて実現すると見込む。エヌビディアは2027年から、同社の「Rubin Ultra」と「Kyber」ラック・アーキテクチャ向けに800V DC規格を導入する計画である。

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