ZcashのZECは日曜日、1429ドルまで下落し、9月18日に付けた年初来高値1590ドルを約5%下回った。日々の2桁上昇が続いた局面はこれで終わった。グレースケールは、同社のZcash ETF「ZCSH」について、9月30日付で3対1の株式分割を実施すると発表した。株式分割により1株当たりの価格は下がるが、投資家の保有資産価値は変わらない。8月25日に運用を開始した同ファンドの純資産は、9月18日時点で9億1400万ドルだった。9月17日時点の資産は約8億9000万ドルと、これまで報じられていた。ZECは7日間でなお31%上昇し、6月22日の445ドルからは200%超値上がりしている。ただ、今回の下落で時価総額は250億ドルを下回った。Zcashでは、ブロック報酬の一部をプロトコル開発に振り向ける開発基金が2028年に期限を迎えることから、ガバナンスにも注目が移っている。ドラゴンフライのマネージングパートナー、ハシーブ・クレシ氏は、期限到来時に基金を終了する案を示した。一方、パラダイムの共同創業者マット・ホアン氏は、量子コンピューティングやAIを利用した監視などのリスクに対応するには、資金拠出の継続が必要だと主張した。エンジェルリストの共同創業者ナバル・ラビカント氏は、ホアン氏の主張に対し、オフチェーンでの資金拠出を継続する案を否定した。