Zcashの開発者は、ネットワークの次期大型アップグレード「NU7」の有効化目標日を11月5日に設定した。10月6日のテストネット展開に続く日程である。日程はZcash Foundation、Project Tachyon、Valar、ZODL、Shielded Labsが全会一致で支持した。コイン保有者投票では、ブロック時間の短縮とZcashの既存の半減期スケジュールが支持された。NU7では、目標ブロック間隔を75秒から25秒に短縮し、一定数の承認を待つサービスが、およそ3分の1の時間で資金をリリースできるようになる。また、旧式のv4トランザクション形式を無効化し、代替形式は導入しない。これによりウォレットの変更は限定的になる一方、フルノードやインデクサー、ブロックエクスプローラーでは更新が必要になる可能性がある。アップグレードでは「ネットワーク・サステナビリティ・メカニズム」も有効化する。この仕組みでは、取引手数料のおよそ60%をマイナーに支払わず、一時的に流通から除外する。その後、発行量が段階的な半減期を通じて減少するなか、2031年2月からブロック報酬によって還元する。投票には約240万ZECが参加し、適格保有分の66%を占めた。半減期スケジュールには98.9%が賛成し、手数料を2031年2月に再導入する案には96.6%が賛成した。コード完成期限は9月30日で、開発者は10月20日に有効化ブロック高を選び、メインネットでの最終判断を下す。11月5日は目標日であり、確定したローンチ日ではない。