左派党はベルリン州議選で25.3%を獲得し、フリードリヒ・メルツ首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の19%を上回った。ドイツのための選択肢(AfD)は16%を得票し、首都で過去最高の結果となった。CDUはメクレンブルク=フォアポンメルン州議会でも5%の阻止条項を突破できず、全議席を失った。同州ではAfDが第1党となっており、2週間前にはザクセン=アンハルト州でも勝利していた。メルツ氏はメクレンブルク=フォアポンメルン州での結果を「惨事」と呼んだ一方、ドイツとCDUの指導者であり続けると表明した。党幹部から公然と挑戦する有力者は現れていない。メルツ氏は、低迷するドイツ経済の立て直しに向け、年金や医療制度の改革を進める意向だが、連立相手である社会民主党(SPD)は、計画には公平性の確保と現実性の検証が必要だと述べた。年金保険料を45年間納付した人を対象とする減額なしの早期退職制度を廃止する案が、特に大きな争点となっている。メルツ氏に今年これ以上の選挙日程はないが、来年はノルトライン=ウェストファーレン州を含む5州で州議選が予定されている。