ドル円、157円36銭で引け 日銀利上げ加速観測が後退

  • ドル円は21日、156円58銭~157円53銭の取引レンジ内で157円36銭で引け、最近の157円30~40銭の決済レンジに近い水準となった。
  • 米長期金利は0.04ポイント低下して4.95%となった一方、FOMCの利上げ観測が序盤のドル買いを支えた。
  • 介入への警戒に加え、高市早苗首相とトランプ大統領が22日に予定する会談を控え、市場の関心は日本の政策と外交に集まった。

ニューヨーク市場で21日、ドル円は157円36銭で引け、前日のニューヨーク終値から48銭のドル高・円安となった。日銀の利上げペースが加速するとの観測が後退するなか、最近の157円30~40銭の決済レンジにおおむね沿った水準である。祝日で薄商いとなったアジア、欧州、米国市場で、ドル円は156円58銭から157円53銭の間で推移した。序盤は米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ観測を背景にドルが買われた。後半には米国とイランの外交協議への期待から原油価格と米長期金利が低下したが、円安の流れは反転しなかった。18日の日銀によるレートチェックや、前週末にもレートチェックがあったとの報道など、介入への警戒が円のさらなる下落を抑えた。ユーロ/ドルは1.1496ドルまで上昇した後、1.1460~70ドル前後で取引を終えた。ユーロ/円は180円40~50銭前後で引けた。ドイツの州議会選挙の結果は、ユーロへの政治的圧力を強めた。

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