TypeSafe AIは2026年9月20日、待機リスト方式でモデルを公開してから5日後に、Jevを全ユーザーに開放した。新規ユーザーには5ドル分のクレジットが付与される。これは入力100万トークン当たり0.042ドルの料金で約1億2000万トークンに相当し、出力トークンは無料である。Jevはエッセーやコードの生成ではなく、高速で構造化された意思決定を目的に設計されている。プログラムの状態と型付きクエリを受け取り、選択肢、評価基準に基づくスコア、または調整済み信頼度を伴うイエス・ノー確率を返す。TypeSafe AIによると、モデルの応答速度は70~500ミリ秒で、コンテキストウィンドウはおよそ3万2000トークンである。LiteLLM、Netlify AI Gateway、Cloudflare、OpenRouter、Vercelのツールとの統合も稼働を開始した。Vercelはこれまでに、有料顧客の約13%が公開から1日以内にJevを利用したと説明している。一方、TypeSafe AIは27件のタスクによる比較で、JevがOpenAIのモデルより高速かつ低コストだったと報告した。これらの数値はいずれも企業発表に基づく。独立したテストでは、狭い分類タスクで高い性能が確認された一方、敵対的なテキスト入力に対する脆弱性も明らかになった。こうした入力によって意図しない判断が生じる可能性があり、偽陰性も含まれる。一般公開が始まって以降、広範な本番環境レベルのベンチマークや規制当局による審査が実施されたことは確認されていない。