積極的なデータ窃取活動で知られるデジタル恐喝集団ShinyHuntersは金曜、cl0pのソフトウェアに脆弱性を発見したとして、競合するサイバー犯罪集団cl0pのダークウェブサイトを乗っ取ったと表明した。ShinyHuntersはロイターに対し、cl0pのインフラを広範に掌握したと説明した。一方、cl0pは繰り返し寄せられたコメント要請に応じなかった。eCrime.chが保存したスクリーンショットによると、cl0pのサイトは前日に「ShinyHuntersによりドメイン押収」と表示した後、日曜には接続できなくなった。サイバーセキュリティー専門家2人は、両者の対立は実際に起きたものとみられると述べた。対立の発端は、cl0pが100社超からデータを盗むために悪用したとされるオラクルのE-Business Suiteのゼロデイ(開発者が修正する時間のない、従来知られていなかったソフトウェアの脆弱性)を巡るものだという。ただ、ShinyHuntersは自分たちが先に脆弱性を発見したと主張している。両グループはいずれも、最近の大規模なデータ窃取活動との関連を指摘されており、cl0pによる2023年のMOVEit攻撃では、600社超を通じて数千万人が影響を受けた。