豪州経済、AI主導で2060年代半ばに2倍超 2036年GDPを最大1160億豪ドル押し上げ

  • ジム・チャルマーズ財務相は9月20日、豪州の2026年世代間報告書を公表した。
  • AIは2036年までにGDPを950億〜1160億豪ドル押し上げる可能性がある。
  • 豪州の国家AI計画は2025〜2026年に始動し、3つの重点分野を掲げている。

豪州の2026年世代間報告書は、2060年代半ばまでに経済規模が2倍を超えると予測し、人工知能(AI)を主な成長エンジンと位置付けた。報告書によると、AIは2036年までにGDPを950億〜1160億豪ドル押し上げる可能性があり、これは国内総生産の2.6%〜3.2%の増加に相当する。また、3万6000〜4万4000人の雇用創出が見込まれる。政府によるAI関連施策へのコミットメントはすでに4億6000万豪ドルを超えており、データセンターへの投資案件は2030年までに約1500億豪ドルに達する見通しである。見通しでは、平均寿命の延伸と出生数の減少が同時に進み、より少ない現役世代でより多くの退職者を支える必要が生じることも指摘した。豪州の国家AI計画は2025〜2026年に始動し、インフラ、労働力の技能、リスク管理を柱としている。報告書はまた、よりクリーンなエネルギーへの移行と、政府債務が現行予測の半分の水準まで低下することも予測している。投資家にとっては、40年後のGDP予測よりも、インフラ、技能開発プログラム、規制の短期的な実行が重要である。一方、雇用の予測は、職を失った労働者がどれだけ速やかに再訓練できるかに左右される。

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