Situational Awareness危機、規制当局がプライムブローカーを調査

  • 米連邦準備制度とイングランド銀行は、大手トレーディング会社への銀行のエクスポージャーを調べている。
  • ジェーン・ストリートでは2026年7月、約150億ドルのトレーディング損失が発生した。
  • SECはSituational Awarenessを巡り、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、シティグループ、バンク・オブ・アメリカに召喚状を送った。

銀行とトレーディング会社、ヘッジファンドの関係を巡り、規制当局が監視を強めている。背景には、OpenAIの元研究者レオポルド・アッシェンブレンナー氏が運営するAI特化型ヘッジファンド、Situational Awarenessの経営破綻寸前の危機がある。ジェーン・ストリートでは2026年7月、AI・半導体株の反落を受け、約150億ドルのトレーディング損失が発生した。損失は、同ファンドが上場株ポートフォリオの大半をシタデル・セキュリティーズに強制売却したことでさらに膨らんだ。米連邦準備制度とイングランド銀行は、世界の銀行に対し、大手トレーディング会社へのエクスポージャー、日中のリスク変化、内部統制について質問している。SECは、Situational Awarenessの取引、レバレッジ、融資元とのコミュニケーションを巡り、ウォール街の大手銀行に召喚状を送った。監督当局は、銀行がシタデル・セキュリティーズを含むマーケットメーカーや自己勘定取引会社など、銀行以外の顧客に伴うリスクに対して十分な流動性を保有しているかを検証しており、調査対象は広がっている。

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