アブサの法人・投資銀行部門は、リップルのカストディ技術を使ってデジタル資産を保護し、ブロックチェーン取引を承認する秘密鍵を管理する機関投資家向けサービス「アブサ・デジタル・アセット・カストディ」を南アフリカで開始した。2026年9月21日の商用サービス開始は、両社が2025年10月15日に提携を発表してから実現したもので、提携発表時点では顧客向けに稼働するサービスではなかった。アブサによると、このプラットフォームは銀行のガバナンスおよびコンプライアンス管理と、保護されたハードウェア環境、決定論的鍵導出、復旧手順などのセキュリティー対策を組み合わせている。サービスは個人向け取引ではなく法人・機関投資家を対象としており、アブサは対応資産、手数料、初期顧客を明らかにしていない。開始の背景には、南アフリカ当局が越境仮想通貨移転規則の導入案について協議していることがあり、草案「暗号資産マニュアル」への意見募集期限は2026年9月30日である。